スタッフブログ

Blog

銀行口座開設について

 

法人を設立後、必要となるのは法人口座開設になります。
当然ながら法人として取引をするためには口座開設が必須条件となります。
レンタルオフィスをお借りいただく前に多数、お問い合わせをいただく口座開設に
ついての疑問点を下記の通り纏めましたのでこれから起業し、
法人口座を開設する方に役立てていただければ幸いです。

1:レンタルオフィス(ビズサークル)で口座開設できるの?

➡可能です。
以前は、振込詐欺や投資勧誘詐欺等の法人口座を利用しての詐欺行為が多発しており、
コワーキングスペースやレンタルオフィスで法人口座の開設が難しい時期もありましたので、
口座開設ができないイメージがついたのだと思われます。
ただ、現在はそのようなことも無いそうです。
当社にて数社の銀行に確認致しましたが、コワーキングスペースやレンタルオフィスであっても
法人の実態があり、しっかりとした事業目的があれば法人口座は問題なく開設できるようです。
但し、代表者の審査や資本金などの要素も口座開設の審査に係ってまいります。

2: 口座開設に必要な資料は?

一般的には、下記の資料が求められます。
・履歴事項全部証明書
・ご来店者の本人確認書類(運転免許証、各種健康保険証など)
・ご印鑑
・(必要に応じ)事業内容が分かる資料など

3:口座開設方法は?

一般的には、法人口座開設のお申し込みは、「店頭」または「インターネットでの申込受付」
のいずれかよりお選びいただけます。

4: 口座開設に係る期間は?

一般的には、審査状況によりけりですが1週間~2週間程度とされております。

5:各銀行のメリット、デメリットは?

・都市銀行
他行と比べ、取引先からの信用力があります。
但し、振込手数料が高い、融資を得る時の審査が厳しいなどの
デメリットもあります。

・信用金庫、地方銀行
ある一定のエリアを基盤としているため、地域と密着していることがメリットと言
えるでしょう。国の指示の下、創業支援を盛んに行っている地方銀行も数多くあります。
クライアントの紹介や融資等も積極的に実施しています。
信用金庫については、営利目的ではなく、地域社会の利益を優先としているため、創業後も事業計画書の作成支援やコンサルティングなど手厚いサポートを受けることができます。
但し、都市銀行に比べ支店も少なく、使い勝手が課題になります。

・ネット銀行
実店舗がない分、金利の高さや振込手数料が安さに還元されている所が嬉しい点です。
また、24時間、決済や口座状況の確認が可能なため便利です。
来店の必要もないため、創業時の忙しい時期に訪問の時間を取られることがありません。
但し、都市銀行、信用金庫、地方銀行に比べて信用力が課題になります。
ネット犯 罪に巻き込まれることのないよう、信頼のおけるネット銀行を比較選択することは
もちろん、自身での対策も不可欠です。

これから起業する方にとって、銀行選びも必要な要素の一つとなります。
融資や今後の展開、使い勝手など、検討したうえで銀行を選ぶことが重要になります。